りんごを砂糖でコーティングしたりんご飴。
りんご飴の砂糖と水の割合は、4:1がベストです。
砂糖200gに対して水50gで作ると上手くできますよ!
他のフルーツでも同じです。
この記事では、パリッとした食感が楽しめる、おいしいフルーツ飴の作り方をご紹介します。
おいしいフルーツキャンディを作る秘訣は、砂糖と水の比率、適切な煮詰め方、そしてフルーツの選び方にあります。
自宅でチャレンジしてうまくいかなかった方も、紹介するレシピをぜひ参考にしてください。
りんご飴の砂糖と水の割合
りんご飴などのフルーツ飴で重要なのは、砂糖と水の比率です。
理想的な比率は「砂糖:水 = 4:1」。
初心者の方にも、この比率を守ることをお勧めします。
砂糖200gに対し水50gで作ると、キャンディはパリッと固まります。
(水はgとmlが同じなので50mlです)
この比率を守ることが非常に大切です。
なぜフルーツ飴が失敗するのか
屋台でおなじみのフルーツ飴は、家庭で簡単に作れる人気のお菓子です。
私も、初めて作ったときは上手く固まりませんでした。
失敗の原因は、砂糖に対して水が少し多かったことにありました。
砂糖と水の比率だけでなく、砂糖と水を加熱したときの温度や、フルーツの選び方でもうまく固まらないことがあります。
失敗の理由とその対処法を理解すれば、成功への道が開けるでしょう。
温度やフルーツ選びも大切
砂糖と水の割合以外にも、パリッとした食感に仕上げるポイントがあります。
それは、砂糖と水を155~160度になるまで加熱することです。
また、フルーツによっては飴に向かないものもあるのでまとめました。
適切な煮詰め温度
砂糖と水を煮詰める温度も重要です。
155~160度で煮詰めると、よりパリッとした食感に仕上がります。
140度というレシピもありましたが、この温度では煮詰め足りないと感じました。
果物の選び方のコツ
もうひとつ大切なのが、フルーツの選び方です。
適しているのは「皮が付いた果物」。
例えば、いちご、りんご、ぶどう、薄皮のみかん、さくらんぼなどがおすすめです。
これらは飴に水分が含まれにくく、パリッとした仕上がりになります。
キウイ、バナナ、パイナップル、オレンジは、フルーツキャンディには不向きでした。
キウイやバナナは、水分量が多く固まりにくいですが、硬めの果物を選べば成功しやすいです。
初めて作る方は、皮付きの果物を試してみると良いでしょう。
パリッと美味しいフルーツ飴の作り方
ここに簡単で美味しいフルーツキャンディのレシピをご紹介します。
所要時間は約30分。
必要な道具は鍋、竹串や爪楊枝、キッチンペーパー、そしてクッキングシートです。
材料
材料は、フルーツと砂糖、水だけ!
好みの果物を、適量用意しましょう。
先ほど紹介したように、初めて作る方は、皮付きの果物がおすすめです。
(いちご、りんご、ぶどう、薄皮のみかん、さくらんぼなど)
砂糖と水の比率は4:1。
グラニュー糖200gと、水50g(50ml)を準備してください。
グラニュー糖がなければ通常の上白糖でも構いません。
作り方
まず始めに、フルーツの表面の水分をキッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。
これは飴が適切に固まるために大切なステップです。
次に、フルーツを数個まとめて、または一個ずつ竹串に刺します。
次に、鍋にグラニュー糖と水を入れて加熱します。
この際、混ぜないように注意してください。
混ぜると結晶化し、飴の食感がざらざらになってしまいます。
鍋を傾けながら加熱することは可能です。
温度が155~160度に達したら、鍋を火から下ろします。
大きな泡が立ち、少し色付く程度に煮詰めるのが理想です。
料理用温度計を使えば、より正確に温度管理ができます。
140度以下で作ると、冷やしても固まりにくいので、温度管理には注意が必要です。
初めてでうまくいかなかった場合は、なんどか試して慣れましょう。
鍋を火から下ろしたら、フルーツをすばやく飴にくぐらせましょう。
調理用シートの上に飴を絡めたフルーツを並べ、表面が固まりパリパリになるまで置いておきます。
これでフルーツ飴の完成です!
冷蔵庫で冷やすと、より一層美味しくいただけます。
まとめ
りんご飴の砂糖と水の割合は4:1がベスト。
砂糖200gに対し水50g(50ml)で作るとよいでしょう。
他の果物でも比率は同じです。
また、飴の温度は155~160度になるようにすると、パリパリに仕上がります。
温度が低いと固まりにくいので、温度計で確認するのがおすすめです。
飴でコーティングする果物は、りんご以外にも、いちご、ぶどう、薄皮のみかん、さくらんぼを選ぶと上手にフルーツ飴ができます。
キウイなどのやわらかい果物はうまく固まらないことが多いので、試すなら硬めのものを選んでみてくださいね。