ファスナーが故障するとき、手で持つ引手部分が外れたり、ファスナーを開閉するスライダーが損傷することもあります。
この記事では、特にスライダーの損傷とその交換方法に焦点を当てて解説します。
ファスナー修理キットは、ユザワヤやオカダヤのような手芸店や、一部のホームセンター、そしてオンラインショップで購入することができます。
一方で、ダイソーやセリアなどの100円ショップでは、ファスナー修理キットは取り扱っていませんが、ファスナー本体は入手可能です。
セリアでは、引手部分のみも販売しています。
オンラインショップでは、さまざまなタイプやサイズ、色の製品が豊富に取り揃えられており、店頭で見つけられない場合でも選択肢が広がります。
100円ショップのダイソーやセリアでファスナー修理キットは販売されているか？
ダイソーやセリアなどの100円ショップではファスナー修理キットの取り扱いはありません。
しかし、ファスナー本体は販売しており、セリアでは引手の交換用パーツも「FMチェンジャー」という商品名で販売されています。
100円ショップで販売されているファスナー本体を使えば、スライダー部分の修理も可能です。
ただし、修理を行うためには元のファスナーの部品を取り外したり、縫い目を解いたりする作業が必要になることがあります。
ファスナー修理キットの購入先
ファスナー修理キットを入手するには、手芸店、一部のホームセンター、オンライン通販が主な場所です。
手芸店で見つける
ユザワヤやオカダヤのような手芸店は、ファスナーのスライダー交換パーツやその他の修理用具を幅広く取り扱っています。
ただし、稀な特殊パーツが必要な場合は、より大きな手芸店への訪問がおすすめです。
ホームセンターと生活雑貨店で探す
規模の大きいホームセンターでは、手芸用品を含むファスナー修理キットが見つかることがあります。
また、ハンズ（東急ハンズ）のような生活雑貨店でも、ファスナー修理キットが置かれていることがあります。
こうした店舗では引手の販売も一般的です。
オンラインショップでの購入が最も便利
ファスナーはサイズや色のバリエーションが豊富で、実店舗では希望に合うものを見つけにくいことがあります。取り扱いが限られている場合も多いため、オンライン通販の利用が便利です。
「HYCALY ファスナー 修理 セット」や「ズライドオン」など、多種多様な商品が簡単に手に入ります。
自宅でファスナースライダーを交換する手順
自分でファスナーを修理する際には、最初にファスナーが実際に壊れているかを確認することが大切です。
しばしば、ファスナーが動かなくなる原因は布が挟まっているためです。
この場合、挟まった布を丁寧に取り除いてください。
さらに、ファスナーの左右のエレメントが適切に噛み合っていない可能性もあります。
これらを確認した上で、問題が解消しない場合は、スライダーを交換する必要があります。
スライダーを交換する際には、元々付いていたスライダーと同じタイプ、サイズのものを選ぶことが重要です。
ファスナー修理セットは様々なサイズのスライダーが含まれているので、サイズが不明な場合にも便利です。
壊れたスライダーを取り外すには、ペンチを使います。
スライダーを直接ペンチで取り外す方法と、ファスナーの上部にある上止め金具をペンチで外す方法があります。
これらの方法は、修理セットに記載されている手順に従って行ってください。
ただし、自分での修理が原因でさらにダメージを与えてしまう可能性もあるため、複雑な場合は専門の修理店に依頼することをお勧めします。
修理を自分で行うべきか、専門家に依頼すべきかは、状況を慎重に判断しましょう。
ファスナー修理の相場と専門店の利用
自分での修理が難しい場合、専門の修理店の利用が推奨されます。
高価な品物や大切なアイテムの場合、失敗が許されないため、専門店への依頼が安心です。
ファスナーの修理は、大型スーパー、デパート、ホームセンターでも受け付けていますが、鞄や鍵の修理店でも対応可能です。
旅行中など急な修理が必要な場合、空港内にも修理店が設けられていることがあります。
修理費用は店舗やファスナーの状態により異なりますが、一般的には3,000円から7,000円程度が相場です。
高額な費用がかかることもありますが、専門店であれば高品質な仕上がりが期待でき、安心して任せることができます。