即席味噌汁は、忙しいときや一人の食事の際に大変重宝します。
特売の際には、買いだめしておくと便利ですよね。
ただ、食べる機会を逃してしまったり、夏場などで暑くなると思い出さないこともあり、気が付くと賞味期限を過ぎていることがあります。
インスタント味噌汁の賞味期限は、生味噌と生の具材を使用した即席味噌汁の場合、製造から約6~8ヶ月とされています。
生味噌とフリーズドライの具材を用いたものは、1~2年程度が目安です。
全てフリーズドライの味噌と具材で作られたものは、3~5年と長期間の保存が可能です。
この記事では、即席味噌汁はどれくらいの期間保存できるのかや、期限が切れた場合の対処法について解説します。
即席味噌汁の賞味期限
即席味噌汁には、さまざまなタイプが存在します。
ドライタイプ、生味噌タイプ、フリーズドライタイプなど、それぞれ賞味期限が異なります。
- 生味噌と生の具材を使用した即席味噌汁の場合、製造から約6~8ヶ月
- 生味噌とフリーズドライの具材を用いたものは、1~2年程度
- フリーズドライの味噌と具材で作られたものは、3~5年と長期間の保存が可能
生味噌かフリーズドライかによって、賞味期限が大きく変わることになります。
即席味噌汁の保存期間
即席味噌汁には様々なタイプがあり、それぞれ消費可能期間が異なります。
賞味期限は「最も美味しい状態で食べられる期間」を指しますが、期限がわずかに過ぎたからといってすぐに廃棄するのはもったいないこともあります。
味噌も具も生タイプの場合
生タイプの味噌と具材を使用した即席味噌汁の場合、賞味期限を過ぎてからも約半年は美味しく食べることが可能です。
日光を避け、適切に保管していれば、風味や香りを保つことができます。
ただし、適切でない保管環境や半年以上時間が経つと、生味噌の色や香りに変化が出て味も落ちます。
そのため、賞味期限から半年以上経過したものは避けた方が良いでしょう。
生味噌とフリーズドライ具材の場合
生味噌とフリーズドライ具材を使用した即席味噌汁も同様に、賞味期限を過ぎてから半年ほどは食べることができます。
しかし、1年以上経過すると風味が変わります。
味噌も具もフリーズドライの場合
フリーズドライの味噌と具材を使った即席味噌汁は、乾燥して一定の温度を保った場所での保存なら、賞味期限切れから1年程度は美味しく食べられます。
ただし、フリーズドライ製品は湿気に敏感なため、湿度が高い場所では賞味期限内に食べることをお勧めします。
パッケージが破れている場合も同様です。
期限切れのお吸い物、いつまで飲める?
お寿司セットによく付いてくるドライタイプのお吸い物は、賞味期限を過ぎた後でもどれくらいなら飲むことができるのでしょうか。
ドライタイプのお吸い物の場合、適切な保存条件下であれば、賞味期限を過ぎてから約1年間は飲むことが可能です。
特に重要なのは、湿気を避けて冷暗所で保管することです。
期限切れのお吸い物を飲む前には、味や匂いに変化がないかを確認することが必要です。
賞味期限がかなり過ぎている場合、開封時にほこりのような感じやカビの匂いがすることがあります。
これらの兆候があれば、廃棄するようにしましょう。
まとめ
インスタント味噌汁は、保存状態が良いと、賞味期限が切れてからも半年程度は美味しく食べることができますが、食べる前には味噌や具材の色の変化や異臭がないかを確認することが大切です。
保存の際は、直射日光や湿気には注意が必要です。
長期保存を目的とする場合、特に災害用の備蓄などでは、フリーズドライタイプのインスタント味噌汁が適しています。
保管場所には特に注意しましょう。