きゅうりはサラダ、ピクルス、さっぱりした酢の物などに最適な食材です。
「たくさん買ったけど、全部使い切れないかも…。そもそも、きゅうりを冷凍できるのかな？」
あるいは「冷凍したらきゅうりが柔らかくなってしまったけれど、これって食べても大丈夫？」
と思うことがあると思います。
きゅうりの冷凍方法に関する疑問は意外と多いんです。
この記事では、冷凍したきゅうりが柔らかくなった場合の対処法や、食べられるかどうかを詳しく解説していきます。
また、きゅうりを上手に冷凍保存するポイントや、おすすめの保存方法、適切な保存容器についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
冷凍保存に便利なのがジッパー付きの冷凍用保存袋です。
例）ジップロック フリーザーバッグ
きゅうりだけでなく、他の野菜を保存する際にも、ジッパー付きの冷凍用保存袋が大活躍しますよ。
ふにゃふにゃになった冷凍きゅうりも安心！おすすめの食べ方
冷凍したきゅうりが柔らかくなっても、心配無用です。
食べることができますよ。
冷凍で柔らかくなったきゅうりは、シャキシャキ感が求められるサラダには向きませんが、酢の物、漬物、汁物などに使えます！
冷凍されたきゅうりは味がしみやすくなるため、これらの料理で美味しく楽しむことができます。
きゅうりが冷凍で「ふにゃふにゃ」になる理由
冷凍するときゅうりがふにゃふにゃになるのは、どうしてでしょうか？
実は、きゅうりは水分を豊富に含む野菜です。
冷凍すると、その細胞が破壊され、水分が流出してしまうのです。
これは冷凍する際に避けられない現象で、元のシャキシャキ感を完全に取り戻すのは難しいのが現実です。
夏野菜「きゅうり」の冷凍保存のコツをNHKで発見
夏にぴったりの野菜、きゅうり。
サラダや酢の物など、さまざまな料理に合う便利な食材です。
多くの人が「きゅうりを冷凍できたら便利だな」と思うことでしょう。
そんな疑問に答えるべく、以前、NHKの人気番組「ためしてガッテン」で紹介された、きゅうりの冷凍保存法をお伝えします。
きゅうりを冷凍する「ためしてガッテン」流の方法
まずは、きゅうりを輪切りにします。
そこに、酢と砂糖を混ぜます（酢と砂糖の量は1：1）。
その後、キッチンペーパーで水分をしっかりと取り除き、冷凍保存袋に入れます。
袋から空気を抜き、平らにして冷凍庫に保管します。
この方法で、2週間から1ヶ月程度の保存が可能です。
食べる時は自然解凍し、酢の物やスープに加えると美味しくいただけます。
冷や汁には冷凍状態のまま使うと、一層爽やかです。
水分が多いきゅうりでも、このような方法で冷凍すれば、長期間美味しく保存できます。
家庭菜園で収穫したり、たくさんもらったりしたきゅうりの活用に、ぜひこの方法を試してみてください。
冷凍しても美味しい！きゅうりの保存術
きゅうりは冷凍によって柔らかくなりますが、冷凍保存が可能です。
きゅうりをおいしく保存するための冷凍方法を、先ほどのガッテン流の冷凍法以外でふたつご紹介します。
きゅうりの冷凍保存（塩もみ）
きゅうりを切って冷凍する場合、塩もみが効果的です。
はじめに、きゅうりを5mm幅に切って塩を振り、軽く揉みます。
5～10分待った後、しっかりと水分を絞ります。
塩分が気になる場合は、水で洗い流すと良いでしょう。
次に、キッチンペーパーで水気を取り除き、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍します。
この方法で、約2週間の保存が可能です。
きゅうり全体を冷凍！簡単な丸ごと冷凍法
驚くことに、きゅうりは丸ごと冷凍が可能です。
まず、洗ったきゅうりの水気をキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。
その後、1本ごとにラップでしっかり包み、保存袋に入れて冷凍庫で保管します。
この方法なら、きゅうりは約3週間程度保存できます。
きゅうりの効果的な解凍方法
きゅうりを解凍する際、自然解凍が最もおすすめです。
前日の夜に冷凍庫から取り出し、冷蔵庫に移しておくと、翌日には適切に解凍されています。
急いで解凍する必要がある場合は、流水で解凍すると速くできます。
ただし、一度解凍したきゅうりは再び冷凍するのはやめましょう。
これは、解凍によって水分が失われるためです。
効率的に冷凍＆解凍するためには、使用する量ごとに小分けにして冷凍するのが便利です。
きゅうりの漬物の冷凍保存法
多量のきゅうりが手に入ったとき、漬物が一つの解決策ですが、実は、きゅうりの漬物も冷凍保存が可能です。
漬物は解凍してもサクサクした食感が保たれ、約2ヶ月間保存することができます。
市販の「きゅうりのキューちゃん」も冷凍可能なので、すぐに食べきれない分は冷凍保存すると良いでしょう。
ただ、浅漬けは冷凍すると水分が出やすく、味が薄まるので注意が必要です。
冬季におけるきゅうりの最適な保存方法
きゅうりの理想的な保存温度は、10度から13度です。
冬の間は、冷蔵庫の代わりに、日の当たらない涼しい場所での保存が適しています。
ただし、きゅうりの表面の水分は腐敗の原因になるので、保存する前にキッチンペーパーでしっかり拭き取ることが大切です。
まとめ
冷凍するときゅうりは柔らかくなってしまうことが多く、サラダなどのシャキシャキ感が求められる料理には不向きです。
しかし、漬物や酢の物などに使う場合は、全然問題なく美味しくいただけます。
さらに、きゅうりを漬物にしてから冷凍すると、より長持ちし、味わいも楽しむことができます。
この保存方法をぜひ試してみてください。